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矯正治療を受ける際に気になるのが、「治療に失敗するケースがあるのかどうか」。ここでは矯正治療の失敗例や、失敗を防ぐための対処法などをまとめています。
矯正治療において、よくある失敗のケースは以下の4点です。
他にもありますが、代表的なケースを挙げてみました。このような失敗ケースを日本歯科矯正専門医学界では「NG矯正」と呼ぶそうです。
5年以上にわたり、拡大床を使用し続けた13歳Bさん(13歳)のケースです。Bさんは抜歯をせずに歯列を整えるため、一般歯科で6歳の頃から拡大床を使用。その間、より効率よく顎を広げるため、成長に合わせて4回ほど拡大床を作り直しました。
しかし、13歳のときに上顎の右側にある犬歯が本来の場所ではなく、中切歯(中心から2番目の前歯)の歯肉側から萌出してしまったのです。これにより、抜歯をせずに歯列を整えるという治療プランが一転し、医師から犬歯の抜歯を提案されてしまいました。
この提案を不安に思った家族は、Bさんを連れて矯正歯科を受診。矯正歯科で説明された「犬歯の異常萌出によるリスク」に同意し、犬歯を抜歯。その後、マルチブラケット装置による再治療を始めました。
・参考文献:日本臨床矯正歯科学会
https://www.jpao.jp/15news/1525trendwatch/vol18/index03-6.html
矯正治療が失敗する原因の1つが、医師と患者のコミュニケーション不足。治療に関する説明が不十分である、専門用語が多くて分かりにくい、相談をしにくい雰囲気であったりすると、納得できないまま治療を進めることになり、トラブルの原因となることがあります。
医師の立案した治療計画が不十分であると、歯の移動をうまくコントロールできず、失敗につながることがあります。とくに治療経験の浅い医師、技術力が不足している医師に多いトラブルとなっているので要注意です。
矯正治療での失敗を避けるためには、事前にクリニックを下調べしておくことが大切。取り扱っている矯正治療の種類、医師の実績や資格、治療に対する考え方やモットーなどを確認しておきましょう。また、医師との相性も重要です。治療を始める前にカウンセリングを受け、何でも話しやすい雰囲気かどうかをチェックしておきましょう。
矯正治療で失敗しないためには、確かな専門知識を持った医師のいるクリニックを選ぶことが重要です。その目安の1つとなるのが、歯学博士や日本矯正歯科学会の認定医・専門医といった資格。これらの学位や資格の有無は、歯科分野・矯正分野に関して深い知識・技術を持っているかどうかの指標となります。ぜひ、クリニック選びの参考にしてみてください。
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